フィギュアスケートの「りくりゅう」ペア、三浦璃来さんと木原龍一さんが2026年8月23日の朝、それぞれのInstagramで婚約を発表しました。氷の上で木原さんがひざまずき、指輪を差し出す写真が添えられています。二人が身につけていたのは、2026年2月のミラノ・コルティナ五輪のフリー「グラディエーター」で、ショートプログラム5位からの大逆転で金メダルを取ったときと同じ衣装でした。
この記事では、公開されている生年月日から二人の命式を組み、四柱推命・宿曜・姓名判断・九星気学の4つで関係の構造を読みます。実際のご事情は当事者にしか分かりません。ただし各占術には、この二人が組んだこと、7年かけて関係が変わったこと、そしてそれが2026年に形になったことと重なる特徴が、複数はっきり表れています。占いが婚約を言い当てていた、という結論に向けて書くものではありません。重ならなかった判定も同じだけ並べます。
- ●三浦璃来さん・木原龍一さんの三柱(年柱・月柱・日柱)と、五行の偏り方
- ●木原さんの命式に配偶者星の木が一つも無く、それを三浦さんが日干そのもので持っている配置
- ●二人の地支に三合会局の半会が二つ同時に立ち、そこへ冲が二つ重なっている形
- ●同じ2026年に、木原さんは官が重なり三浦さんは官が緩むという真逆の形が出ていること
- ●出来事を見る前に埋めた9項目のカルテと、重なった判定・重ならなかった判定
氷上のプロポーズから婚約発表へ|りくりゅうの二人に何があったのか
2026年8月23日の朝、三浦璃来さんと木原龍一さんが各自のInstagramで婚約を発表しました。
週刊誌のスクープが先行したのではなく、本人たちが連名の文章で報告した形です。投稿には「婚約しました」という一文に続けて、次のようにつづられていました。「嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」。この記事で扱うのは、この公表された内容と、公開されている生年月日から機械的に導ける命式だけです。
なお発表されたのは婚約であって、入籍ではありません。時系列を混同しないように、この記事でも「婚約」と書きます。
出会いは2019年7月のトライアウト|「雷が落ちた」7年
二人が初めて組んだのは2019年7月のトライアウトで、婚約までにちょうど7年が経っています。
当時、二人はそれぞれ新しいペアの相手を探していました。共通の知人でアイスダンス元五輪代表の小松原美里さんが三浦さんに木原さんを勧めたことが、きっかけだったと報じられています。トライアウトでツイストリフトを試したとき、三浦さんを投げた瞬間に木原さんは「雷が落ちた」と感じたと語っています。「感じたことのない高さ」「空中時間って、こんなに長いんだ」という言葉も残っています。
その後の歩みは、2022年北京五輪の団体銀、2023年に日本ペアとして初の世界選手権優勝と同一シーズンの主要国際大会全制覇、そして2026年ミラノ・コルティナ五輪での団体銀と、日本ペア史上初となる個人戦の金メダルへと続きます。2026年4月に現役引退を表明し、7月から8月にかけては自主プロデュースのアイスショー「THE DESTINY」を開催していました。
五輪フリーと同じ衣装で贈られた指輪
公開されたプロポーズ写真の衣装は、金メダルを獲得した五輪フリーで着ていたものと同じでした。
この点にはファンからも「リンクで金メダルの衣装でプロポーズ、りくりゅうらしくてとても素敵」といった反応が集まりました。海外の著名スケーターからも祝福が届き、Xでは「りくりゅう」がトレンド入りしています。なお婚約発表の前日にあたる8月22日は、木原さんの誕生日でした。この日付は、あとで見る命式の話にも関わってきます。
婚約発表への反応|世間が驚かなかったことに、三浦さん本人が驚いた
三浦璃来さんは発表当日、Xに「あまり驚かれていないことに驚いています笑」と書きました。
2026年8月23日は日曜の朝でした。婚約の一報は数時間で広まり、祝福とともに「お似合いすぎて特に驚かなかった」「多分、国民の皆がこの報告を待っていたはず」といった声が並んだと各紙が報じています。驚きよりも納得が先に来た、という受け止め方です。(2026年8月24日追記)
三浦さんがXに書いた一文と、Instagramに集まった1万4000件
投稿は8月23日午前9時51分。Instagramの共同投稿には同日午後1時までに1万4000件超のコメントが届きました。
発表当日の動きを時系列に並べると、次のようになります。いずれもスポーツ紙各紙が報じた内容です。
| 時刻(8月23日) | できごと |
|---|---|
| 午前7時ごろ | 二人がInstagramの共同投稿で婚約を発表。氷上でのプロポーズ写真を公開 |
| 午前9時51分 | 三浦さんがXに「メッセージを読んでいて、あまり驚かれていないことに驚いています笑」と投稿 |
| 午前10時 | 同じ投稿で予告した、婚約には触れていないYouTube動画(カナダの自宅)を公開 |
| 午後1時 | Instagramの投稿に寄せられたコメントが1万4000件を超える |
婚約の報告と、婚約に触れない日常の動画が同じ午前中に並んだ形です。木原さんは共同投稿で「これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたい」と記しています。
「驚かれない」という反応は、この記事の読みとどう重なるか
驚きが少なかったのは、この先で見る「補い合う配置」が、演技を見てきた人の目にすでに映っていたからだと考えられます。
この記事で扱うのは、木原さんの命式に配偶者星の木が一つも無く、その木を三浦さんが日干そのもので持っているという配置です。四柱推命では、片方に足りないものをもう片方が丸ごと持っている組み合わせを、噛み合いやすい形として読みます。地支に立つ三合会局の半会が二つ重なる点も、結婚という節目を読むときによく見る配置です。
命式は当人の内側の話なので、外から見えるものではありません。ただ、7年組んだペアの支え合い方として表に出ていた部分と、命式が示す構造は、方向としては同じところを指しています。「意外だ」ではなく「やはり」という受け止め方が多かったことは、その裏づけとまでは言えないにせよ、読みと矛盾しない反応ではあります。
一方で、占術の側から今回の婚約を言い当てられたわけではありません。重ならなかった判定もこの記事の後半でそのまま並べています。
二人の基本データ|三柱・五行・宿・本命星
木原さんは壬申・戊申・庚午、三浦さんは辛巳・庚子・甲寅で、日干は庚金と甲木です。
出生時刻はどちらも公表されていないため、年柱・月柱・日柱の三柱と、宿曜・九星の基本データで読みます。時柱を使わない簡易鑑定になるので、時柱で決まる要素には踏み込みません。生年月日は木原さんが1992年8月22日、三浦さんが2001年12月17日で、スポーツナビ、J SPORTS、国際オリンピック委員会の日本語ページなど複数の媒体で一致しています。
木原龍一さんと三浦璃来さんの三柱
五行を数えると、木原さんは金が極端に厚く木がゼロ、三浦さんは土だけがゼロという形です。
| 項目 | 木原龍一さん | 三浦璃来さん |
|---|---|---|
| 生年月日 | 1992年8月22日 | 2001年12月17日 |
| 年柱 | 壬申 | 辛巳 |
| 月柱 | 戊申 | 庚子 |
| 日柱 | 庚午 | 甲寅 |
| 日干(本人を表す) | 庚(陽の金) | 甲(陽の木) |
| 五行の偏り | 金が三つで極端に厚い/木がゼロ | 木・金・水・火が並ぶ/土がゼロ |
| 月支から見た格 | 申は庚の禄(建禄) | 子が甲を生む(印綬・冬の木) |
| 宿曜の宿 | 井宿(旧暦7月24日) | 虚宿(旧暦11月3日) |
| 九星の本命星 | 八白土星 | 八白土星 |
目を引くのは三つです。木原さんの命式に木が一つも無いこと、三浦さんの天干に金が二つ並んでいること、そして九星の本命星が二人とも八白土星で一致していることです。
出来事を見る前に埋めた関係性カルテ(9項目)
婚約という結果を見ないまま命式だけで9項目を採点し、総合は100点満点で81点になりました。
この表を分析より先に置いているのには理由があります。出来事を知ってから占うと、どんな命式でも結果に合う説明を後から作れてしまうためです。先に採点を固定してから照合すれば、合わなかった項目がそのまま残ります。この記事の後半で「重ならなかった3つ」を挙げられるのは、順序をこうしているからです。
配点は記事ごとに動かしていません。五行補完15点・天干地支の調和20点・配偶者星との一致15点・宿曜関係20点・姓名の家庭対人10点・時期の一致20点という固定の配分から出しています。今回の内訳は、五行補完13、天干地支の調和13、配偶者星との一致15(満点)、宿曜関係14、姓名の家庭対人7、時期の一致19です。
| 判定項目 | 点 | 主に見た占術と根拠 |
|---|---|---|
| 関係の転機 | 92 | 2026年丙午の流年と、二人そろって震宮 |
| 縁の切れにくさ | 90 | 地支に合が三つ・日干が互いの配偶者星 |
| 生活テンポ | 88 | 本命星が二人とも八白土星で一致 |
| 初期の引力 | 84 | 甲と庚の剋・宿曜は遠距離の友衰 |
| 恋愛の熱量 | 74 | 寅午半会で火が立つ/金旺で情より理 |
| 結婚生活の安定性 | 72 | 総格31と35は良い/日支同士は寅申冲 |
| 安心感 | 70 | 友衰は打算がない/冲が二つ同居する |
| 主導権争い | 68 | 庚が甲を剋す一方向・官殺混雑 |
| 会話・意思決定 | 66 | 陽干同士で直球/人格26と25 |
上位に並んだのは「時期」「縁の強さ」「テンポ」で、下位に落ちたのは「会話」「主導権」「安心感」でした。長く一緒にいられる形は強く出るのに、日々の噛み合い方は中位以下という、はっきりした偏りが出ています。ここから占術ごとに中身を見ていきます。
四柱推命で解く、二人が噛み合った3つの理由
互いの欠けを相手の日干がそのまま埋める配置が、二人の命式には二重に出ています。
四柱推命で相性を見るとき、いちばん重く扱われるのは日干と日支です。日干はその人自身、日支は配偶者宮と呼ばれ、パートナーとの関係が出る場所とされます。この二人は、その日干のところで話が完結してしまうくらい、分かりやすい形をしています。
①木原さんの命式に、配偶者星の木が一つも無い
男性の配偶者星は財星、庚金の木原さんにとっては木ですが、その木が一つもありません。
木原さんの三柱は壬申・戊申・庚午です。天干は水と土と金、地支は申・申・午。木にあたる干支はどこにも出てきませんし、地支の蔵干をのぞいても木は見当たりません。四柱推命では、こういう「配偶者星が命式に出ていない」形を、パートナー像が自分の中にあらかじめ描かれていないと読みます。誰かと出会って初めて像が立ち上がるタイプ、という言い方をすることもあります。
そして、その一つも持っていない木を、三浦さんは日干そのものとして持っています。甲、陽の木です。しかも日支の寅は甲の禄で、根が非常にしっかりしています。木原さんの側から見れば、自分の命式に空いていた場所に、これ以上ないくらい強い木が入ってきた形です。
②三浦さんの天干には、すでに「庚」が刻まれている
女性の配偶者星は官殺、甲木の三浦さんにとっては金で、その金が天干に二つ並びます。
三浦さんの三柱は辛巳・庚子・甲寅。年干の辛が正官、月干の庚が偏官です。官と殺が両方出ている状態を官殺混雑と呼びます。古い書物には異性関係と結びつける乱暴な解釈も残っていますが、現代の実務では「担う責任や向き合う規律が一つに絞られず、複数の重さを引き受けやすい人」と読むのが妥当です。競技という規律を10年以上背負ってきた歩みは、この読みのほうと重なります。ここで注目したいのは、その二つのうち月干にある庚が、木原さんの日干とまったく同じ字だということです。
つまり木原さんは自分に無い木を三浦さんの日干として受け取り、三浦さんは自分の命式にもともと刻まれていた庚を、木原さん本人として受け取ったことになります。配偶者星の一致が双方向で成立している例はそう多くありません。カルテでこの項目だけが満点の15点になったのは、この形が理由です。
③冬に生まれた甲木にとって、庚は木を割って器にする道具
庚が甲を剋す関係は一見きつく見えますが、古典では甲は庚を喜ぶ組み合わせとされます。
五行だけを見れば金は木を切ります。ただ四柱推命の古典では、大木である甲は、斧である庚に割られて初めて器になる、という読み方をします。剋されることが損なわれることと同義ではない、という考え方です。三浦さんは子月生まれの甲、つまり冬の木で、放っておくと固く縮こまりやすい命式です。そこへ強い庚が働きかける形は、この命式にとっては噛み合う側の作用になります。
とはいえ剋は剋です。力の向きは庚から甲への一方向で、逆はありません。カルテの「主導権争い」が68点にとどまり、「会話・意思決定」が9項目の最下位になったのは、この一方向性を反映しています。強く噛み合う形と、力が偏りやすい形は、同じ配置の表と裏です。
三合会局はカップルの相性にどう出るのか|申子半会と寅午半会が同時に立つ
二人の地支は水局と火局の半会が同時に成立し、そこに冲が二つ重なる形になっています。
三合会局は、申子辰や寅午戌のように三つの地支がそろって一つの五行に変わる働きのことです。二つだけそろった場合は半会と呼び、三つそろったときほどではないものの、同じ方向の力が働くとされます。詳しい仕組みは三合会局の記事にまとめています。
合が三つ|巳申合・申子半会・寅午半会
二人の地支を突き合わせると、性質の違う結びつきが三種類そろって成立しています。
| 組み合わせ | どこ同士か | 働き |
|---|---|---|
| 申子半会 | 木原さんの申/三浦さんの子 | 水に寄る。木原さんの表現力を引き出し、三浦さんを支える側に回る |
| 寅午半会 | 三浦さんの寅/木原さんの午 | 火に寄る。冬の甲木に足りない暖かさが立つ |
| 巳申合 | 三浦さんの巳/木原さんの申 | 合と同時に刑でもある。結びつきに緊張が伴う |
| 寅申冲 | 三浦さんの日支寅/木原さんの申 | 配偶者宮が揺れる。生活が動き続ける |
| 子午冲 | 三浦さんの子/木原さんの日支午 | 温度差が出やすい。休み方が噛み合いにくい |
合が三つあるのに方向が水と火に分かれているのが、この組み合わせの特徴です。片方に寄り切らないぶん、関係が固定されにくいとも読めます。
冲が二つ|日支が動く関係は落ち着かないのか
冲は関係を壊す印というより、その場所が動き続けることを示すサインだと読みます。
今回は寅申冲と子午冲の二つが立ち、しかも両方に日支が絡んでいます。日支は配偶者宮なので、二人でいるかぎり環境が動き続ける形です。競技者として拠点を移し、シーズンごとに世界を回り、引退してアイスショーを立ち上げ、といったこの7年の動き方は、この配置と重なります。逆にいえば、動きが止まったときにどうなるかは、命式からは読み取れません。
なぜ2026年だったのか|流年・大運・九星が重なった年
2026年丙午は、木原さんに官が二重に来て、三浦さんに待望の火が届いた年にあたります。
四柱推命の流年|庚に午午の伏吟、甲に寅午半会
同じ丙午という年が、二人にまったく違う形で効いているのがこの年の特徴です。
木原さんにとって丙は偏官、午は正官です。しかも日支がもともと午なので、流年の午と重なって午午の伏吟になります。官が二重にも三重にも来る年は、社会的な立場や役割が定まる年と読まれます。五輪の金メダルという競技者としての到達点と、引退、そして婚約が同じ年に並んだことは、この読みと素直に重なります。
三浦さんにとって丙は食神、午は傷官です。冬に生まれた甲木にとって、火は最も欲しい五行とされます。さらに日支の寅と流年の午で寅午半会が成立し、火がまとまって立ちます。命式に足りなかったものが一気に届いた年、という言い方ができます。
ただし、届いただけでは終わりません。火が強く立つということは、天干に並んでいた辛と庚、つまり官殺が同時に剋されるということでもあります。丙が庚を抑える形は食神制殺、午の中の丁が辛を剋す形は傷官見官と呼ばれ、どちらも「これまで従っていた規律から降りる」動きとして読まれます。三浦さんにとっての2026年は、欲しかった火が届いた年であると同時に、背負ってきた官が緩んだ年でもあります。
大運も触れておきます。ここは注意が必要な箇所です。出生時刻が分からないと起運年齢が確定せず、大運の切り替わりに数年のずれが生じます。以下はあくまで三柱からの推定として読んでください。木原さんは辛亥の大運にあたるとみられ、亥の中には甲、つまり命式に一つも無かった配偶者星が含まれています。三浦さんは壬寅の大運とみられ、日支と同じ寅が重なる伏吟です。どちらも「もともと持っていたもの、あるいは持っていなかったものが表に出る」形をしていますが、切り替わりの年を特定する材料はここにはありません。
引退と婚約が同じ年に並んだ理由|官が重なる人と、官が緩む人
同じ丙午の年に、木原さんは官が重なり、三浦さんは官が剋されるという真逆の形が出ます。
四柱推命で官星は、社会的な立場や、自分が従う規律を表します。競技者にとってのそれは、ルールであり、シーズンであり、代表という肩書きです。木原さんの2026年はその官が日支と伏吟で重なり、立場が最も濃くなる年でした。三浦さんの2026年は逆に、その官が丙と丁に剋されて緩む年でした。
二人が同じ年に金メダルを取り、4月に引退を表明し、7月から自分たちの名前でアイスショーを立ち上げ、8月に婚約を発表したという並びは、この二つの向きが噛み合った結果として読めます。競技という一つの規律の下にいた関係が、それを降りた側から先に別の形へ移っていく、という動き方です。
ひとつ線を引いておきます。2026年の流年が示しているのは「表に出すこと」と「誓うこと」までで、入籍や家庭の成立ではありません。発表されたのは婚約であり、その先の時期について命式から何かを言うことはできません。
九星気学|二人とも八白土星、2026年は揃って震宮
本命星が二人とも八白土星なので、毎年まったく同じ宮を同じ順番で回っています。
2026年は一白水星が中宮に入る年です。この年、八白土星は震宮に回座します。震は動き出し・音・新しい発表にあたる宮で、内に温めていたものが表に出る年と読まれます。二人そろって同じ宮にいる年に、二人そろって同じ内容を発表したことになります。
ただし震宮は三碧木星が定位する木の宮で、土である八白にとっては宮から剋される座にあたります。九星気学では、発表や再出発が伴うと同時に、環境そのものが強く動かされて負荷がかかる年とも読みます。引退という区切りと、新しい活動の立ち上げと、婚約の公表が半年のうちに集中したことは、この被剋の側面とも重なります。良いことだけが起きる年、という読み方はしません。
本命星が同じであることは、日々の生活テンポが揃いやすいという意味でもあります。カルテの「生活テンポ」が88点と高く出たのはここが理由です。7年間、同じ練習スケジュールで同じ大会を回り続けられたことと、無理なくつながります。九星気学で相性を見る手順は九星気学の相性占いにまとめています。
宿曜と姓名判断が示した、四柱推命とは違う一面
宿曜の井宿と虚宿は遠距離の友衰で、支える側と受ける側がはっきり分かれる関係です。
宿曜|井宿から見て友、虚宿から見て衰
木原さんが井宿、三浦さんが虚宿で、二人は友衰と呼ばれる関係にあたります。
友衰は、打算のない好意で結ばれる相性とされます。ただし対等ではなく、友の側が支える立場、衰の側が受ける立場に自然と分かれるのが特徴です。今回は木原さんが友、三浦さんが衰になります。ペアスケートという競技で、男性が女性を投げ、持ち上げ、支える役割を担うことと、宿曜の判定がそのまま重なった形です。
もう一つ、この友衰は27宿のなかで遠く離れた位置にある「遠距離」に分類されます。遠距離の関係は、最初は距離を感じ、時間をかけて近づくと読まれます。二人が7年かけて関係を変えていったことは、この読みと重なります。
そして、宿曜を4占術に入れている意味はここから先にあります。遠距離の友衰は、精神的な結びつきが非常に強くなる一方で、生活や利害がからむ場面では噛み合いにくいとされる関係です。目指すものが一つに定まっているあいだは、この距離の遠さがそのまま尊重として働きます。ところが暮らしを共にすると、その遠さは「言わなくても分かるはず」という前提のずれとして表に出やすくなります。
四柱推命が「噛み合うが力が偏りやすい」と出し、宿曜が「結びつきは強いが生活面では擦れやすい」と出す。二つの占術は違う言い方で同じ場所を指しています。カルテの安心感が70点、会話・意思決定が66点と伸びなかったのは、この重なりが数字に出たものです。宿曜の基本的な考え方は宿曜占星術のガイドにまとめています。
姓名判断|総格31と35、そして結婚後の姓を鑑定しない理由
木原さんの総格は31画、三浦さんの総格は35画で、どちらも安定した数に入ります。
木原龍一さんは天格14・人格26・地格17・外格5・総格31。三浦璃来さんは天格13・人格25・地格22・外格10・総格35です。総格31は統率と責任、総格35は温和で堅実な家庭運と読まれる数で、二人とも家庭面の土台は悪くありません。一方で人格が26と25と隣り合っており、どちらも「才はあるが型に収まりにくい」性質を示します。四柱推命が出した「噛み合うが力が偏りやすい」という読みと、方向は同じです。
なお、この記事では結婚後の姓を仮定した鑑定はしません。発表されたのは婚約で、入籍もしていなければ、どちらの姓を選ぶかも公表されていないためです。まだ決まっていないことを前提に数を出すと、それは鑑定ではなく予想になります。旧姓と結婚後の姓をどう見るかという考え方自体は旧姓と新姓の姓名判断にまとめています。
4占術は、今回の婚約とどこまで重なったか
9項目のうち6つは今回の発表と重なり、3つは命式だけでは説明がつきませんでした。
重なった6つと、公表されているどの事実に当たるのかを並べます。
| 占術が出した判定 | 重なった事実 |
|---|---|
| 配偶者星が双方向で一致 | 「なくてはならない存在となりました」という連名の表現 |
| 木原さんは官が伏吟で重なる年 | 五輪金メダルという競技者としての到達点が同じ年 |
| 三浦さんは官が剋されて緩む年 | 2026年4月の現役引退表明と、自主プロデュース公演の立ち上げ |
| 本命星が同じでテンポが揃う | 7年間、同じ練習と同じ大会日程で動き続けたこと |
| 宿曜の友衰が役割を分ける | 投げる側と投げられる側というペア競技の構造そのもの |
| 木原さんの大運に配偶者星が回る | 30代に入ってからの婚約という時期(起運は推定) |
とくに1行目と6行目は、7年かけて関係が変わったという公表内容と素直に噛み合います。
一方で、重ならなかったものも3つあります。1つ目は日付です。8月23日という日そのものは、二人の命式からは導けません。2つ目は宿曜との食い違いで、遠距離の友衰は「時間をかけて近づく」関係とされるのに、木原さんは初対面のトライアウトで「雷が落ちた」と即座に手応えを得ています。3つ目はカルテの下位項目です。安心感70点、会話・意思決定66点という数字は、7年間ペアを続け「支え合いながら歩んできました」と書いた二人の実際とは合っていません。
4占術が同じ結論を出す必要はありません。むしろ、噛み合わなかった3つを消さずに置いておくほうが、この二人の関係を正確に写していると考えています。
補い合う相性が長続きするために、どこを見ればいいか
欠けを埋め合う相性は強い一方で、負荷が片方に寄りやすい構造も同時に抱えます。
今回の二人のように、自分に無いものを相手が持っている組み合わせは、出会った瞬間の手応えが大きく出ます。ただし力の向きが一方向だと、支える側は支え続け、受ける側は受け続ける形に固まりやすい。宿曜の友衰も、四柱推命の庚から甲への剋も、同じ方向を指しています。うまくいっているときほど、その偏りは見えにくくなります。
自分と相手の日干が何にあたるか、配偶者星がどの五行になるか、日支同士がどう関わるかは、生年月日が分かれば調べられます。二人の相性を四柱推命で見る手順は四柱推命の相性占いにまとめました。同じ4占術で読んだ他の記事としては波瑠さんと高杉真宙さんの相性、辻希美さんと杉浦太陽さんの相性もあわせてどうぞ。
あなたの命式を鑑定しています
よくある質問
Q. 三浦璃来さんと木原龍一さんの生年月日はどこで確認できますか。
A. 三浦さんは2001年12月17日(兵庫県宝塚市出身)、木原さんは1992年8月22日(愛知県東海市出身)で、スポーツナビの選手プロフィール、J SPORTSの選手名鑑、国際オリンピック委員会の日本語ページなど複数の媒体で一致しています。この記事の命式はその公開情報だけを使っています。
Q. 二人は結婚したのですか。
A. 2026年8月23日に発表されたのは婚約です。入籍したという発表はされていません。この記事も婚約という出来事に対して命式を照合しています。
Q. 出生時刻が分からないと、相性は見られないのですか。
A. 時柱が出せないため簡易鑑定になりますが、相性の中心になる日干と日支は生年月日だけで確定します。この記事も年柱・月柱・日柱の三柱で読んでいます。大運の起運年齢だけは出生時刻に左右されるため、概算であることを本文でも明記しました。
Q. 三合会局の半会が二つ立つのは、そんなに珍しいのですか。
A. 半会そのものは珍しくありません。この二人で目を引くのは、水局と火局という向きの違う半会が同時に立ち、さらに日支をまたぐ冲が二つ重なっている点です。合だけ、冲だけという組み合わせより、動きの大きい形になります。
Q. 宿曜の「衰」は相性が悪いということですか。
A. そうではありません。友衰は打算のない好意で結ばれる関係とされ、相性としては良い部類に入ります。ただし支える側と受ける側が自然に分かれるため、その役割が固定されすぎないかを見る、という読み方をします。
Q. この記事は二人の将来を占ったものですか。
A. 違います。公開されている生年月日から命式を組み、すでに公表された出来事と照合しただけです。将来について予測したり、公表されていない事柄を推測したりはしていません。結婚後の姓を仮定した鑑定も行っていません。

