五黄土星(ごおうどせい)は、1914年から9年ごとに巡ってくる年の生まれで、近いところでは1986年・1995年・2004年・2013年・2022年です。ただし九星気学の1年は立春から始まるので、1月1日〜節分に生まれた人は前の年の星になります。この記事では、五黄土星の生まれ年の早見表と、立春前生まれの見分け方、生年月日で判定できるツール、五黄土星がどんな星かを順に説明します。
- ●五黄土星の生まれ年(西暦・和暦・干支・2026年の年齢)と、各年の期間
- ●1月〜2月初めに生まれた人が五黄土星かどうかの見分け方
- ●生年月日を入れるだけで本命星が分かる判定ツールと、自分で計算する方法
- ●五黄土星の意味・干支・相性のよい星と、2026年の位置
五黄土星は何年生まれ?9年ごとに巡る生まれ年
五黄土星は、1914年から9年ごとの年の立春から、翌年の節分までに生まれた人の本命星です。
本命星(ほんめいせい)は、生まれた年で決まる九星のことです。九星は一白水星から九紫火星までの9つで、年ごとに1つずつ順に巡ります。精選版日本国語大辞典は、九星の位置は毎年変わり「九年で一巡する」と説明しています。そのため五黄土星の年も9年おきに来ます。
1990年以降の五黄土星の年は、1995年(平成7年)、2004年(平成16年)、2013年(平成25年)、2022年(令和4年)です。それより前は1986年・1977年・1968年・1959年・1950年と9年ずつさかのぼります。
次の五黄土星の年は2031年
次に五黄土星の年が来るのは2031年(令和13年)で、2031年の立春から2032年の節分までに生まれる人です。
2026年は一白水星の年で、2027年が九紫火星、そこから八白・七赤・六白と1つずつ戻り、2031年に五黄土星になります。2031年は五黄土星が九星盤の中央に入る年で、世界大百科事典は、五黄が中宮に入る年は五黄殺も暗剣殺もない年としています。
【早見表】五黄土星の生まれ年と期間
五黄土星の生まれ年は下の表のとおりで、期間はその年の立春から翌年の節分(立春の前日)までです。
立春の日付は、国立天文台の暦要項(2022年・2023年・2026年)と、当サイトが太陽の位置から計算した値で確かめました。年齢は、その年の立春以降に生まれた人が2026年の誕生日に迎える満年齢です。
| 西暦 | 和暦 | 干支 | 五黄土星の期間 | 2026年の年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 1914年 | 大正3年 | 甲寅 | 1914年2月5日〜1915年2月4日 | 112歳 |
| 1923年 | 大正12年 | 癸亥 | 1923年2月5日〜1924年2月4日 | 103歳 |
| 1932年 | 昭和7年 | 壬申 | 1932年2月5日〜1933年2月3日 | 94歳 |
| 1941年 | 昭和16年 | 辛巳 | 1941年2月4日〜1942年2月3日 | 85歳 |
| 1950年 | 昭和25年 | 庚寅 | 1950年2月4日〜1951年2月4日 | 76歳 |
| 1959年 | 昭和34年 | 己亥 | 1959年2月4日〜1960年2月4日 | 67歳 |
| 1968年 | 昭和43年 | 戊申 | 1968年2月5日〜1969年2月3日 | 58歳 |
| 1977年 | 昭和52年 | 丁巳 | 1977年2月4日〜1978年2月3日 | 49歳 |
| 1986年 | 昭和61年 | 丙寅 | 1986年2月4日〜1987年2月3日 | 40歳 |
| 1995年 | 平成7年 | 乙亥 | 1995年2月4日〜1996年2月3日 | 31歳 |
| 2004年 | 平成16年 | 甲申 | 2004年2月4日〜2005年2月3日 | 22歳 |
| 2013年 | 平成25年 | 癸巳 | 2013年2月4日〜2014年2月3日 | 13歳 |
| 2022年 | 令和4年 | 壬寅 | 2022年2月4日〜2023年2月3日 | 4歳 |
| 2031年 | 令和13年 | 辛亥 | 2031年2月4日〜2032年2月3日 | これから |
表の期間は日付で区切っています。立春の当日に生まれた人は、立春の時刻で切り替える考え方では生まれた時刻で星が分かれます(次の章)。
1月〜2月初め生まれは五黄土星か六白金星か
1月1日から節分までに生まれた人は、前の年の星で見ます。五黄土星の年の1月生まれは六白金星です。
九星気学の1年は1月1日ではなく立春から始まります。たとえば2022年1月20日生まれの人は、2022年の立春より前なので2021年の星(六白金星)です。反対に、2023年1月20日生まれの人は、2023年の立春より前なので2022年の星=五黄土星になります。
| 生まれた日 | 本命星 | 理由 |
|---|---|---|
| 2022年1月20日 | 六白金星 | 2022年の立春(2月4日)より前=2021年の星 |
| 2022年2月3日 | 六白金星 | 節分の生まれ=2021年の星 |
| 2022年2月4日の朝6時以降 | 五黄土星 | 2022年の立春(2月4日5時51分)を過ぎている |
| 2023年1月20日 | 五黄土星 | 2023年の立春より前=2022年の星 |
| 2023年2月3日 | 五黄土星 | 節分の生まれ=2022年の星 |
| 2023年2月4日の正午以降 | 四緑木星 | 2023年の立春(2月4日11時43分)を過ぎている |
立春の時刻は国立天文台の暦要項(日本時間)によります。
立春の日付は年によって2月3日〜5日に動く
立春の日付は毎年同じではなく、五黄土星の年だけでも2月4日の年と2月5日の年があります。
立春は太陽が黄経315度に来る瞬間で、その日付は年によって前後します。上の早見表のとおり、1914年・1923年・1932年・1968年の立春は2月5日でした。また、期間の終わりも年によって違い、1951年(0時13分ごろ)や1960年は立春が2月5日だったので、前の年の五黄土星は2月4日生まれまでになります。1951年の立春の時刻は、当サイトの計算とdigtoolsの表で1分以内に一致しました。
「立春は2月4日」と決めた早見表で調べると、2月4日・5日生まれの人は星を取り違えることがあります。2月初めの生まれなら、その年の立春の日付を確かめてください。
立春当日の生まれは時刻で分かれる
立春の当日に生まれた人は、立春の時刻で切り替える考え方では、時刻より前なら前の年の星になります。
九星の年の切り替えを立春になった瞬間(節入り)とする考え方と、立春の日付で切り替える考え方があり、当サイトの早見表と判定ツールは日付で区切ったうえで、立春当日の人には両方の結果を示しています。時刻で切り替える考え方では、たとえば1986年の立春は昼の12時8分ごろ(生まれ年早見表のdigtoolsの値。当サイトの計算でも12時ごろ)で、1986年2月4日の朝に生まれた人は六白金星、夕方に生まれた人は五黄土星と分かれます。
立春当日の生まれの人は、母子手帳などで生まれた時刻を確かめ、その年の立春の時刻と比べておくと、どちらの考え方で見ても迷いません。
五黄土星かどうかを自分で調べる方法
生年月日を下のツールに入れるか、生まれ年の西暦を計算すると、五黄土星かどうかが分かります。
調べるときに大事なのは「生まれた年」ではなく「九星の年」で見ることです。1月1日〜節分の生まれなら、生まれた年から1を引いた年で計算します。
生年月日で判定する(自動計算)
生年月日を入れると、立春の日付で切り替えた本命星と、五黄土星かどうかがその場で出ます。
西暦から計算する方法
西暦の各けたを1けたになるまで足し、11から引いた数が本命星の番号で、5なら五黄土星です。
たとえば1986年なら、1+9+8+6=24、2+4=6、11−6=5で五黄土星です。2013年なら2+0+1+3=6、11−6=5で同じく五黄土星になります。答えが10以上になったときは9を引きます。
もっと短く確かめるなら、西暦を9で割った余りが6の年が五黄土星の年です。1986÷9は220余り6、2022÷9は224余り6です。どちらの方法でも、1月1日〜節分の生まれは前の年の西暦で計算します。
五黄土星でなかったとき
五黄土星でなかった人は、同じ計算で出た1〜9の番号が、そのまま自分の本命星になります。
番号は1が一白水星、2が二黒土星、3が三碧木星、4が四緑木星、6が六白金星、7が七赤金星、8が八白土星、9が九紫火星です。9つの星すべての生まれ年は、九星気学の早見表(本命星・月命星の調べ方)で一覧にしています。
五黄土星とはどんな星か
五黄土星は九星の5番目の星で、五行は土、九星盤では中央に置かれる星です。
精選版日本国語大辞典は「五黄」を、運勢判断でいう九星の一つで「土に属し本位は中央」と説明しています。名前の「五」は数、「黄」は色、「土」は五行を表します。
土に属し、九星盤の中央にある星
五黄土星は、九星盤の基本の形(後天定位盤)で中央に置かれる、ただ1つの星です。
精選版日本国語大辞典によると、九星盤は中央に五黄を置き、ほかの8つの星を縦・横・斜めのどれを足しても15になるように並べます。ほかの8つの星にはそれぞれ北・南西などの決まった方位がありますが、五黄土星だけは中央にあり、方位を持ちません。中央から8つの星を治めることから、五黄土星を解説する中尾明文堂(印鑑店)や赤ちゃん名付け・姓名判断大全のページでは「帝王」の星と書かれています。
五黄殺は五黄土星が回る方位のこと
五黄殺は、その年や月の盤で五黄土星が入っている方位のことで、全員の凶方位とされます。
改訂新版世界大百科事典は、五黄のある方角を五黄殺、その反対の方角を暗剣殺といい「ともに万人の大凶方とされている」と書いています。五黄殺は五黄土星の人だけの凶方位ではありません。五黄土星という星の名前と、方位の五黄殺は別のものとして読んでください。
五黄土星の生まれ年の干支は4つだけ
五黄土星の年の干支は、寅・亥・申・巳の4つの十二支だけが順に巡ります。
九星は9年、十二支は12年で一回りします。9年ごとの五黄土星の年に十二支を当てると、9は12で割ると3余るので、十二支は3つずつずれて寅→亥→申→巳→寅と4つで一回りします。当サイトが1914年〜2031年の干支を数えた結果は次のとおりです。
| 十二支 | 五黄土星の年 |
|---|---|
| 寅(とら) | 1914年(甲寅)・1950年(庚寅)・1986年(丙寅)・2022年(壬寅) |
| 亥(い) | 1923年(癸亥)・1959年(己亥)・1995年(乙亥)・2031年(辛亥) |
| 申(さる) | 1932年(壬申)・1968年(戊申)・2004年(甲申) |
| 巳(へび) | 1941年(辛巳)・1977年(丁巳)・2013年(癸巳) |
五黄の寅は36年ごとに来る
五黄の寅(ごおうのとら)は、五黄土星で寅年の生まれのことで、36年に1度しか来ません。
9と12の最小公倍数が36なので、五黄土星と寅年が重なるのは36年ごとです。直近は1950年・1986年・2022年で、次は2058年です。十干まで同じ年(たとえば丙寅)になるのは、さらに長い180年ごとです。
「五黄の寅は気が強い」は俗信として伝わる話
「五黄の寅の生まれは気が強い」という話は、辞書でも俗信として紹介されているもので、性格を決めるものではありません。
精選版日本国語大辞典は「五黄」の項で、この星の生まれは運気が強いとされ、日本では五黄の寅年生まれの人は特に気が強いという俗信があると説明しています。デジタル大辞泉は、性質が寛容で運勢が強いとされると書いています。占いのサイトでは統率力・決断力がある一方で頑固とも言われますが、どれも占いの伝えです。生まれ年だけで人柄を決めつけないようにしてください。
五黄土星と相性のよい星
五行の相生・比和で見ると、五黄土星と相性がよいとされるのは二黒・六白・七赤・八白・九紫の5つの星です。
九星気学では、星どうしの相性を五行の関係で見ます。火は土を生み、土は金を生む関係が相生、同じ五行どうしが比和で、どちらも相性がよいとされます。反対に、木は土を抑え、土は水を抑える関係が相剋です。
| 関係 | 星 | 五行の関係 |
|---|---|---|
| 比和(同じ土) | 二黒土星・八白土星 | 土と土 |
| 相生(生んでくれる) | 九紫火星 | 火が土を生む |
| 相生(こちらが生む) | 六白金星・七赤金星 | 土が金を生む |
| 相剋(抑えられる) | 三碧木星・四緑木星 | 木が土を抑える |
| 相剋(こちらが抑える) | 一白水星 | 土が水を抑える |
相剋の星とも付き合い方しだい
相剋の星との相性は「合わない」と決めるものではなく、違いが出やすい組み合わせとして読みます。
五行の関係は相性の目安の1つで、九星気学では月命星や年ごとの巡りも合わせて見ます。二人の生年月日から相性を出す方法は、九星気学の相性占い(生年月日でわかる無料の恋愛・結婚診断)にまとめています。
2026年の五黄土星
2026年の年盤で五黄土星は南に入り、当サイトの出し方では2026年の吉方位は北西・南西・東・南東です。
2026年は一白水星が中央に入る年です。当サイトが出した2026年の年盤では、南に五黄土星、北に六白金星、北西に二黒土星、南西に七赤金星、東に八白土星、南東に九紫火星が入ります。ここで言う2026年は、2026年の立春から2027年の節分までです。
年盤では南(五黄殺)に入る
2026年は五黄土星が南に回るので、南が全員の五黄殺、反対の北が暗剣殺になります。
五黄土星の人にとって、南は自分の星がいる本命殺でもあり、北は本命的殺でもあります。さらに2026年は午年なので、反対側の北は歳破にも当たります。
2026年の吉方位
年盤で見ると、五黄土星の人の2026年の吉方位は、相性のよい星がいる北西・南西・東・南東の4方位です。
当サイトは、年盤から五黄殺・暗剣殺・歳破・本命殺・本命的殺を除き、相生・比和の星がいる方位を選んでいます。六白金星も相性のよい星ですが、2026年は北に入っていて暗剣殺と重なるので外しました。旅行や引っ越しでは月盤・日盤も合わせて見るので、時期によって使える方位は変わり、凶方位の数え方も流派で違います。月ごとの吉方位や、方位の測り方は吉方位の調べ方(2026年の本命星別一覧)で説明しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 五黄の寅の人は2026年に何歳ですか?
A. 2026年の誕生日で、1950年生まれは76歳、1986年生まれは40歳、2022年生まれは4歳です。
1914年生まれの人は112歳です。翌年の1月〜節分に生まれた五黄の寅の人(たとえば1987年1月生まれ)は、生まれ年が1年あとなので、2026年の誕生日の年齢は1つ下になります。
Q. 早見表やサイトによって本命星が違うのはなぜですか?
A. 年の切り替えを1月1日・2月4日固定・立春の日付・立春の時刻のどれで見るかが違うためです。
九星の年は立春で切り替わるので、1月1日で区切った表では1月〜節分の生まれの星がずれます。立春を毎年2月4日とした表では、立春が2月3日や5日の年に生まれた人の星がずれます。当サイトは年ごとの立春の日付で区切り、当日の生まれには時刻の注意を出しています。
Q. 旧暦の正月で星が切り替わるのではないのですか?
A. 九星の年は旧暦の元日ではなく、二十四節気の立春で切り替わります。
旧暦の元日は年によって1月下旬〜2月中旬に動き、立春とは別の日です。旧暦の元日と立春の間に生まれた人は、どちらで見るかで星が変わるので、九星気学では立春の日付を確かめてください。
Q. 九曜星(くようせい)と九星は同じものですか?
A. 別のものです。九曜は七曜の星に羅睺星(らごうせい)と計都星(けいとせい)を加えた9つの星です。
精選版日本国語大辞典は、九曜を日・月・火・水・木・金・土の七曜星に羅睺星と計都星を加えたものと説明しています。寺院の星祭りなどで使われる九曜星は、一白水星〜九紫火星の九星とは数え方も星の名前も違います。
Q. 月命星が五黄土星の場合はどう見ますか?
A. 月命星は生まれ月で決まる別の星で、本命星(生まれ年の星)とは分けて見ます。
この記事の五黄土星は、生まれ年で決まる本命星のことです。月命星の出し方と早見表は、九星気学の早見表の月命星の章で調べられます。
Q. 五黄土星の今日の運勢はどこで見られますか?
A. その日の九星盤で五黄土星が入る宮を見ると分かります。当サイトの計算ツールで出せます。
本命星に五黄土星を選ぶと、今日の宮・運勢の目安・吉方位と凶方位が出ます。九星気学の今日の運勢(本命星別の自動計算)で確かめてください。
参考情報
各ページは2026年11月1日に閲覧しました。

