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算命学の無料命式の見方|陰占・陽占・十大主星を初心者向けに解説

算命学の無料命式の見方|陰占・陽占・十大主星を初心者向けに解説

算命学の命式は、生年月日を入れるだけで今すぐ無料で出せます。

四柱推命の形式で表示します。算命学の人体星図そのものではありません(違いは記事内で解説します)。

生年月日を入力すると、四柱推命による鑑定結果をその場で表示します。

性別 必須
生年月日 必須

表示された「日干」を控えておいてください。このあと読む十大主星・十二大従星は、すべてこの日干を基準に導かれます。

つまずくのはここから先で、画面に並んだ干支や星の名前を前に「出せたけれど、どこから読めばいいのかわからない」となる方がとても多いところです。この記事は、無料で出した命式を自分で読めるようになるための案内です。陰占と陽占の違い、十大主星と十二大従星の意味、天中殺の考え方までを順番にたどります。

この記事でわかること
  • 算命学の命式が「陰占」と「陽占」の二層でできていること
  • 無料ツールで命式を出したあと、どこから読み始めればよいか
  • 十大主星10種と十二大従星12種の意味、そして点数の正しい捉え方
  • 四柱推命の通変星と算命学の十大主星の対応関係
  • 天中殺を必要以上に怖がらずに受け止める考え方
目次

出生時刻がわからなくても命式は出せる

冒頭のツールが生年月日だけで動くのには理由があります。算命学と四柱推命で必要な情報が違うためです。

生年月日だけで出せる理由

一般的な算命学では、年・月・日の三つの干支をもとに宿命を出します。出生時刻は通常必要としません。母子手帳が見つからない、生まれた時間を誰も覚えていないという場合でも、算命学なら命式を出せるのはこのためです。

四柱推命では、これに出生時刻から求める時柱を加えた四柱を使うのが基本です。上のツールも生年月日だけで動きますが、時刻がわかる場合はより細かく見られます。

算命学と四柱推命は無関係ではない

柱の数が違うので別物と切り分けたくなりますが、そこまで広げるのは正確ではありません。どちらも十干十二支と陰陽五行を土台にしており、共通する構造をかなり持っています。

違うのは組み立て方です。算命学は人体図という独自の見取り図に星を配置し、四柱推命は四つの柱の関係から読み解きます。同じ材料から別の料理を作っていると考えると、混乱しにくくなります。

冒頭のツールが表示するのは四柱推命の形式の命式で、算命学の人体星図そのものではありません。ただし土台が共通しているため、そこに出た日干や星の並びは算命学を読むうえでも手がかりになります。人体星図まで出したい場合は、算命学Stockなど算命学専用の無料ツールをあわせてご利用ください。

算命学の無料命式で何がわかるのか

算命学の命式でわかるのは、生まれ持った性質の構造です。当たり外れを競うものというより、自分という素材の設計図を眺める作業に近いと考えるとつかみやすくなります。

命式は「陰占」と「陽占」の二層でできている

算命学の命式は、性質の異なる二つの層に分かれています。陰占は生年月日から出した十干十二支そのもので、生まれ持った宿命や潜在的な性質を読む層です。陽占は人体図と呼ばれる図に十大主星と十二大従星を配置したもので、性格・行動・能力といった現れ方を読む層にあたります。

無料ツールの画面で干支が並んでいる部分が陰占、人の形をした図に星の名前が入っている部分が陽占です。まずこの二つを見分けられるようになると、情報の量に圧倒されにくくなります。

「命式は出せたのに読めない」が起きる理由

命式を出すところまでは自動化されているのに読めないのは、出力と解釈のあいだに知識の段差があるためです。ツールは干支と星の名前を返してくれますが、その星がどの位置に出たら何を意味するのかまでは教えてくれません。

つまずきが集中するのは陽占の側です。干支は計算結果としてそのまま受け取れる一方、人体図のどこに何の星が出ているか、その組み合わせをどう読むかという段になると、手がかりがないまま止まってしまいます。この記事の後半は、その陽占の読み方に多くを割いています。

算命学で本当に見たいのは人体星図

算命学がほかの占術と違うのは、人体図という独自の見取り図を持っている点です。星を人の体の部位に見立てて配置し、位置ごとに意味を持たせます。中央は本人の核、東西南北はそれぞれ人間関係や社会での出方に対応します。

したがって算命学らしい読み方をしたいなら、最終的には人体図までたどり着く必要があります。その入口になるのが、先ほど確認していただいた日干です。

陰占と陽占に分けて読む

命式を読む順番は、陰占から陽占へと進むのが自然です。土台となる干支を確認してから、そこから導かれる星を見る流れになります。

下の図は、生年月日から陰占が決まり、その日干を基準に陽占の星が配置されるまでの関係を整理したものです。

陰占から陽占へ|命式が組み上がる流れ生年月日年・月・日の3つ陰占(十干十二支)年柱の干支月柱の干支日柱の干支(日干)生まれ持った宿命・潜在的な性質を読む日干が基準陽占(人体星図)中央西十大主星5か所に配置十二大従星3か所に配置性格・行動・能力の現れ方を読む陰占で土台を確認してから、陽占で現れ方を読むのが基本の順序です

この図のとおり、すべては日干から広がっていきます。日干がわからないまま星の意味だけを調べても、自分の命式に結びつかないのはそのためです。

陰占は生まれ持った性質を読む層

陰占で見るのは、年・月・日それぞれの干支です。十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種、十二支は子から亥までの12種で、その組み合わせが宿命の土台になります。

とくに日柱は本人自身を表す位置とされ、そのうちの日干が陽占を導く基準になります。無料ツールで命式を出したら、まずここを確認してください。

陽占は現れ方を読む層

陽占では、人体図の中央・東・西・南・北の5か所に十大主星を、残る3か所に十二大従星を配置します。位置によって意味が変わるのが陽占の特徴で、同じ星でも中央に出た場合と西に出た場合では読み方が違ってきます。

陽占の星は日干を基準に求めますが、日干だけで決まるわけではありません。十大主星は日干と他の干との関係から、十二大従星は日干と十二支との関係から導かれます。ここを押さえておくと、「同じ日に生まれても人体図が違う」ことに納得がいきます。

十大主星の意味を読む

十大主星は、貫索星・石門星・鳳閣星・調舒星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星・龍高星・玉堂星の10種です。それぞれが性格や能力の傾向を表します。

四柱推命を先に知っている方向けに補足すると、四柱推命の通変星と算命学の十大主星には陰陽五行上の対応関係があります。ただし両体系では星の配置方法や読み方が同一ではないため、名称を置き換えれば算命学になるという意味ではありません。あくまで理解の橋渡しとして参照してください。

四柱推命の通変星 算命学の十大主星 ひとことでいうと 出やすい傾向
比肩 貫索星(かんさくせい) 貫く 自我が強く、一人でも決めた道を守る
劫財 石門星(せきもんせい) 和する 人と組んで広げる。輪の中心になりやすい
食神 鳳閣星(ほうかくせい) 遊ぶ 自然体で伝える。おおらかで表現が上手
傷官 調舒星(ちょうじょせい) 極める 感受性が鋭く、完璧を求める。孤独を好む面も
偏財 禄存星(ろくぞんせい) 与える 現実的な愛情と奉仕。人にも財にも回す
正財 司禄星(しろくせい) 蓄える 堅実に積み上げる。家庭や日常を大事にする
偏官 車騎星(しゃきせい) 動く 行動が速く、まっすぐ。考えるより先に動く
正官 牽牛星(けんぎゅうせい) 務める 責任感と名誉を重んじる。役割を全うする
偏印 龍高星(りゅうこうせい) 冒険する 好奇心が旺盛。未知や海外、改革に向かう
印綬 玉堂星(ぎょくどうせい) 学ぶ 知性と伝統を重んじる。学び、伝える

なお劫財は、流派や教室によって敗財などの呼称を用いる場合があります。表記が違っても指している位置は同じです。

中央に出た星をまず見る

人体図の中央は本人の核にあたる位置で、中心星と呼ばれます。10個の星の意味を一度に覚えようとせず、まず自分の中央に何が出ているかを確認し、その1個だけを深く読むのがおすすめです。

中央の星は、自分でも自覚しやすい性質として現れることが多いとされます。読んでみて腑に落ちるかどうかを確かめてみてください。

自分の星を見ながら表と照らし合わせる

上の表は一般論です。実際の読みは、自分の命式に出ている星で確かめてはじめて意味を持ちます。まだ手元に命式がない方は、下のツールで星の並びを確認しながら表に戻ってみてください。

生年月日を入力すると、四柱推命による鑑定結果をその場で表示します。

性別 必須
生年月日 必須

出てきた星を表の左列から探し、右へたどると算命学での呼び名と傾向が確認できます。人体図のどの位置に出るかは算命学専用のツールで見る必要がありますが、どの星を持っているかはここで把握できます。

より詳しい星ごとの相性の読み方は、算命学の相性の見方でも解説しています。

十二大従星は強い弱いの優劣ではない

十二大従星は、人の一生を12の段階に見立てた星です。それぞれにエネルギーの点数が割り当てられています。

十二大従星 人生の段階 エネルギー
天報星(てんぽうせい) 胎児 1
天印星(てんいんせい) 赤ちゃん 2
天貴星(てんきせい) 子ども 9
天恍星(てんこうせい) 思春期 6
天南星(てんなんせい) 青年期 7
天禄星(てんろくせい) 中年期 11
天将星(てんしょうせい) 壮年期 12
天堂星(てんどうせい) 老年期 8
天胡星(てんこせい) 病気 4
天極星(てんきょくせい) 3
天庫星(てんこせい) 5
天馳星(てんそうせい) 死後 10

この表を見ると、点数が高い星を持っている人ほど恵まれているように感じられるかもしれません。しかしそう読むのは誤りです。

点数が高いほど良いわけではない

エネルギーの点数は、その人が動かせる量の目安であって、幸不幸の指標ではありません。点数の高さがそのまま人生に有利に働くわけではないと説明されています。

大きなエネルギーは、使い道が定まっていれば大きな成果につながりますが、使いきれなければ本人を消耗させます。逆に点数の小さい星は、細やかさや繊細な感受性として働きます。読むべきは大小ではなく、どう使うかです。

3か所の配置で人生の時期を見る

十二大従星は人体図の3か所に配置され、それぞれ初年期・中年期・晩年期に対応するとされます。若いうちにエネルギーが大きい人もいれば、晩年に向けて伸びていく人もいます。

自分の3つの星を時系列で並べてみると、いつ勝負どきが来るのかという見通しが立てやすくなります。エネルギー量の考え方は算命学のエネルギー値(数理法)でさらに詳しく扱っています。

天中殺は不幸になる時期ではない

天中殺は、算命学のなかでもっとも誤解されている言葉かもしれません。名前の響きが強いこともあって、必要以上に恐れている方が少なくありません。

天中殺とは何か

十干は10種、十二支は12種あるため、干支を順に組み合わせていくと十二支のうち2つが余ります。この余った2支にあたる時期が天中殺です。誰にでも巡ってくるもので、特定の人だけに起きるものではありません。

天中殺は12年のうち2年|誰にでも巡ってくる123456789101112この2つが天中殺十干10種と十二支12種を組み合わせると、十二支のうち2つが余ります天中殺の組み合わせは6種類(子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥)日柱の干支によって、自分がどの天中殺にあたるかが決まります

このように、天中殺は周期のなかに必ず含まれるものです。特別な災いというより、リズムの一部と捉えるほうが実態に近くなります。

運勢が眠っているような状態と考える

伝統的な説明では、天中殺は運勢が眠っているような状態にたとえられます。何をしても失敗する時期という意味ではありません。

過ごし方としては、自分から強く押していくより受け身の姿勢をとること、大きな決断を急がないこと、勉強や自分を高めることに時間を使うことが勧められます。何もせずじっとしている時期ではなく、力の向け先を変える時期だと考えるとよいでしょう。

向いているのは、学ぶこと、資格を取ること、技術を磨くこと、与えられた役割を丁寧に果たすこと、心身を整えること、人の意見を聞くことです。

  • 学ぶ、資格を取る、技術を磨く
  • 与えられた役割を丁寧に果たす
  • 心身を整える、生活を立て直す
  • 人の意見を聞き、一人で抱え込まない

反対に急がないほうがよいのは、独立や起業といった大きな方向転換、自分から強く押して通す交渉、勢いだけで決める重要な契約です。

天中殺を知らないから怖いのであって、知っていれば時期に合った動き方を選べます。そう考えれば、むしろ使える情報です。

大運天中殺は10年単位で巡る

年ごとに巡る天中殺のほかに、大運天中殺という10年単位のものがあります。人生のなかで訪れない人もいれば、複数回訪れる人もいます。自分に該当するかどうかは日柱の干支から調べられます。

調べ方と過ごし方は大運天中殺を自動計算で調べる方法で詳しく解説しています。

算命学と四柱推命のどちらを見ればよいか

無料ツールを探していると、算命学と四柱推命のどちらも候補に挙がってきて迷うことがあります。目的で選ぶと決めやすくなります。

算命学 四柱推命
使う柱 年・月・日の3柱が基本 年・月・日・時の4柱が基本
出生時刻 通常は不要 あるとより詳しく読める
独自の図 人体図(人体星図)がある 人体図は用いない
星の呼び名 十大主星・十二大従星 通変星・十二運星
得意なこと 人間関係や役割の読み分け 四柱の関係から総合的に読む
共通する土台 十干十二支・陰陽五行 十干十二支・陰陽五行

出生時刻がわからないなら算命学、時刻まで揃っていて細かく見たいなら四柱推命、という選び方で問題ありません。どちらも同じ干支を土台にしているので、両方を見比べても矛盾するわけではありません。

四柱推命側から入りたい方は四柱推命を無料で占うもあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 算命学Stockなど無料ツールで出した命式は、この記事の内容で読めますか。 A. 読めます。陰占の干支と陽占の星という構造はどのツールでも共通です。出力された星の名前を、この記事の十大主星・十二大従星の表と照らし合わせてください。人体図の位置ごとの読み分けは算命学専用ツールの表示に沿って確認します。

Q. 生まれた時間がわからなくても大丈夫ですか。 A. 一般的な算命学は年・月・日の3柱を使うため、出生時刻がなくても命式を出せます。時刻が必要になるのは四柱推命の時柱を立てる場合です。

Q. 十大主星が同じ人とは性格も同じになりますか。 A. 同じにはなりません。人体図のどの位置に出るか、ほかの星との組み合わせ、十二大従星のエネルギーによって現れ方が変わります。星の名前だけで判断しないほうが実態に合います。

Q. エネルギーの点数が低いと運が悪いのですか。 A. そうではありません。点数は動かせる量の目安であり、幸不幸を示すものではありません。小さいエネルギーは繊細さや持続力として働きます。

Q. 天中殺のあいだは結婚や転職を避けるべきですか。 A. 避けなければならないという決まりはありません。伝統的には大きな方向転換を急がないことが勧められますが、判断はご自身の状況を優先してください。占いは意思決定の材料の一つとして使うものです。

まとめ

算命学の命式は、無料のツールで誰でも出せます。大切なのはその先で、陰占と陽占を見分け、日干を基準に星を読み、点数や天中殺を正しく受け止めることです。

まずは日干を確認するところから始めてください。ひとつずつたどれば、最初は記号の羅列に見えた命式が、自分の性質を映した見取り図として読めるようになります。

本記事は算命学の一般的な考え方を、古典および流派で広く共有されている解釈にもとづいて解説したものです。占術上の解釈であり、将来の出来事や結果を保証するものではありません。健康・お金・進路など重要な判断については、専門家にご相談のうえご自身でお決めください。
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