MENU

【風水】本命卦(掛)とは?男女別早見表と八卦方位・坤方位の吉凶

【風水】本命卦(掛)とは?男女別早見表と八卦方位・坤方位の吉凶

「自分にとっての吉方位って、結局どこなの?」と気になったことはありませんか。風水において、その答えを導き出す鍵となるのが「本命卦(ほんめいか)」です。本命卦とは、生まれ年と性別から割り出される8つの卦のひとつで、あなた個人の吉方位や凶方位を判断するための基本情報になります。たとえば同じ家に住んでいても、家族それぞれで良い方角が異なるのは、この本命卦が違うからです。本記事では、早見表で手軽に調べる方法から、八卦方位の吉凶、そして「坤(こん)」方位の意味まで、風水初心者にもわかりやすく解説していきます。なお「本命掛」と検索される方もいますが、正しくは「本命卦」と書きます。

目次

風水における「本命卦(掛)」とは?

本命卦の意味と八卦の基本

本命卦とは、生まれた年から導き出される「その人が持つ気の属性」のようなものです。風水の世界では、人はそれぞれ地球の磁場から異なる影響を受けていると考えられており、これを「磁性感応傾向性」と呼びます。つまり、生まれた年によって磁場との相性が決まり、自分にとって心地よい方位と避けたほうがよい方位が変わってくるというわけです。

この本命卦のもとになっているのが「八卦(はっけ)」という考え方で、以下の8種類に分かれています。

  • 乾(けん)
  • 兌(だ)
  • 離(り)
  • 震(しん)
  • 巽(そん)
  • 坎(かん)
  • 艮(ごん)
  • 坤(こん)

すべての人は、この8つのうちのいずれかに分類されます。自分がどの卦に属するかを知ることが、風水を暮らしに取り入れる第一歩になるのです。

本命卦と九星(本命星)の違い

風水や占いに興味を持って調べていると、「九星気学の本命星」と「八宅風水の本命卦」を混同してしまうことがあります。どちらも生まれ年をもとに割り出すため、似ているように感じるのは自然なことでしょう。

しかし両者には明確な違いがあります。九星気学における本命星(一白水星、二黒土星など)は、同じ年に生まれた人であれば男女を問わず同じ星になります。一方、八宅風水の本命卦は同じ生まれ年でも男性と女性で異なる卦が割り当てられるのが大きな特徴です。

もうひとつ注意しておきたいのが「年の境目」です。風水や九星気学では、1月1日ではなく立春(毎年2月4日頃)を新しい年の始まりとして扱います。そのため、1月1日から立春前日までに生まれた方は「前年生まれ」として計算する必要があるのです。たとえば1990年1月20日生まれの人は、風水上では1989年生まれとして本命卦を求めます。この点を見落とすと吉方位の判定がずれてしまうので、しっかり覚えておきましょう。

【男女別】自分の風水本命卦がわかる早見表と計算方法

生まれ年でわかる!本命卦早見表

自分の本命卦を知る一番かんたんな方法は、早見表を使うことです。以下の表から、ご自身の生まれ年と性別が交わるところを確認してください。なお、1月1日〜2月3日頃(立春前)に生まれた方は、前年の欄を見るようにしましょう。

生まれ年(西暦)男性の本命卦女性の本命卦
1936年・1945年・1954年・1963年・1972年・1981年・1990年・1999年・2008年坎(かん)坤(こん)※1963年以前は艮
1937年・1946年・1955年・1964年・1973年・1982年・1991年・2000年・2009年離(り)乾(けん)
1938年・1947年・1956年・1965年・1974年・1983年・1992年・2001年・2010年艮(ごん)兌(だ)
1939年・1948年・1957年・1966年・1975年・1984年・1993年・2002年・2011年兌(だ)艮(ごん)
1940年・1949年・1958年・1967年・1976年・1985年・1994年・2003年・2012年乾(けん)離(り)
1941年・1950年・1959年・1968年・1977年・1986年・1995年・2004年・2013年坤(こん)坎(かん)
1942年・1951年・1960年・1969年・1978年・1987年・1996年・2005年・2014年巽(そん)坤(こん)※1951年以前は艮
1943年・1952年・1961年・1970年・1979年・1988年・1997年・2006年・2015年震(しん)巽(そん)
1944年・1953年・1962年・1971年・1980年・1989年・1998年・2007年・2016年坤(こん)震(しん)

表を見ればすぐに自分の卦がわかりますが、「もっと正確に知りたい」「表に載っていない年の場合は?」という方は、次に紹介する計算方法も試してみてください。

計算式や九星から本命卦を求める方法

早見表以外にも、西暦の生まれ年を使って自分で計算する方法があります。手順は男性と女性で異なりますので、それぞれ確認していきましょう。

まず男性の場合は、生まれ年の西暦の各桁をすべて足し、一桁になるまで繰り返します。出た数字を11から引いた数が、本命卦に対応する九星の数になります。たとえば1985年生まれの男性なら、1+9+8+5=23、さらに2+3=5。11−5=6となり、六白金星に対応する「乾(けん)」が本命卦です。

女性の場合は、同じように各桁を足して一桁にした後、その数に4を足します。合計が9を超えたら、さらに各桁を足して一桁にしてください。1985年生まれの女性であれば、1+9+8+5=23、2+3=5、5+4=9。9は九紫火星に対応する「離(り)」が本命卦となります。

また、すでに自分の九星(本命星)を知っている方は、以下の対応表からすぐに本命卦を確認できます。

九星(本命星)対応する本命卦
一白水星坎(かん)
二黒土星坤(こん)
三碧木星震(しん)
四緑木星巽(そん)
五黄土星(男性)坤(こん)
五黄土星(女性)艮(ごん)
六白金星乾(けん)
七赤金星兌(だ)
八白土星艮(ごん)
九紫火星離(り)

五黄土星だけは男女で対応する卦が分かれる点に注意が必要です。計算結果と早見表が合っているか照らし合わせてみると、より安心して次のステップに進めるでしょう。

本命卦から導く!八卦方位の吉方位・凶方位

「東四命」と「西四命」のグループ分け

自分の本命卦がわかったら、次は吉方位と凶方位を知る段階です。八宅風水では、8つの卦を大きく「東四命(ひがしよんめい)」と「西四命(にしよんめい)」の2グループに分けて考えます。

東四命に属するのは、坎・離・震・巽の4つの卦です。このグループの人は、北・南・東・南東が吉方位となり、西・北西・南西・北東が凶方位になります。反対に、西四命に属する乾・兌・艮・坤の4つの卦の人は、西・北西・南西・北東が吉方位で、北・南・東・南東が凶方位となるのです。

つまり、東四命と西四命では吉凶の方角がまるで正反対になります。家族の中で東四命の人と西四命の人が混在している場合は、全員にとって完璧な間取りを実現するのが難しくなることもあるでしょう。そんなときは、家の中でもっとも長い時間を過ごす人や世帯主の本命卦を優先するのが一般的な考え方です。

8つの吉凶方位(八遊星)の意味

東四命・西四命で大まかな吉凶がわかったところで、さらに詳しく見ていきましょう。八宅風水では、8つの方位それぞれに「八遊星(はちゆうせい)」と呼ばれるエネルギーが配置されています。吉星が4つ、凶星が4つあり、影響の強さもそれぞれ異なります。

種類八遊星の名称意味・影響
吉方位生気(せいき)最大吉。活力やエネルギーに満ちた最高の方位で、発展や成功に関わる
吉方位天医(てんい)大吉。健康運や回復力を司り、病気平癒や心身の安定に良い
吉方位延年(えんねん)中吉。人間関係や結婚運に恵まれ、和合やコミュニケーションを高める
吉方位伏位(ふくい)小吉。安定や平穏をもたらし、大きな変化はないが堅実に守ってくれる
凶方位禍害(かがい)小凶。小さなトラブルや不和が起きやすく、じわじわとストレスがたまる
凶方位六殺(ろくさつ)中凶。判断ミスや人間関係のもつれが生じやすく、口論や損失に注意
凶方位五鬼(ごき)大凶。事故やケガ、火災など突発的な災難に見舞われやすい
凶方位絶命(ぜつめい)最大凶。最も避けるべき方位で、大きな病気や深刻なトラブルの暗示がある

この八遊星がどの方角に配置されるかは、一人ひとりの本命卦によって決まります。たとえば同じ「南」の方角でも、ある人にとっては生気(最大吉)であり、別の人にとっては絶命(最大凶)になるということがあり得るわけです。

ここで大切なのは、凶方位だからといって必要以上に怖がらないことです。風水はあくまで環境を整えて運気の流れを良くするための知恵であり、凶方位にも適切な対策を施すことで影響をやわらげることができます。具体的な対策方法については、後半の見出しで詳しくご紹介していきます。

「坤(こん)」の本命卦と方位が持つ意味

本命卦「坤」の特徴と吉凶方位

本命卦が「坤」の人は、西四命のグループに属します。坤は八卦の中で「大地」を象徴する卦であり、どっしりとした安定感や包容力を持つのが特徴です。母なる大地のように周囲を受け入れ、コツコツと努力を積み重ねるタイプの人が多いとされています。

坤命の人にとっての吉方位と凶方位は、以下のとおりです。

方位八遊星吉凶
北東生気(最大吉)吉方位
西延年(中吉)吉方位
北西天医(大吉)吉方位
南西伏位(小吉)吉方位
六殺(中凶)凶方位
南東禍害(小凶)凶方位
五鬼(大凶)凶方位
絶命(最大凶)凶方位

注目すべきは、坤命の人にとって北東が最大吉の「生気」にあたるという点です。一般的な家相では北東は「鬼門」として敬遠されがちですが、坤命の人に限ってはむしろ積極的に活用したい方位だといえます。風水では画一的な判断ではなく、自分自身の本命卦に基づいた個別の見方が大切になるのです。

坤方位(南西)の風水的意味と対策

方角としての坤、つまり南西は「裏鬼門」と呼ばれ、古くから注意が必要な方位とされてきました。裏鬼門は北東の鬼門と対になる存在で、陰の気がたまりやすい場所といわれています。家相の観点からも、南西の扱い方ひとつで住まい全体の運気が左右されることがあるのです。

だからこそ、坤方位(南西)は清潔に保つことが何より重要になります。具体的には、次のようなポイントを意識してみてください。

  • 南西にあたる場所はこまめに掃除し、不要なものを溜め込まない
  • 湿気や汚れが残りやすい水回りが南西にある場合は、換気を徹底する
  • インテリアには陶器や自然素材のアイテムを取り入れ、大地のエネルギーを補う
  • 黄色やベージュ、アイボリーなどアースカラーの小物を置くと土の気が安定する

南西は「母」や「家庭」を司る方位でもあるため、ここが乱れていると家庭内の人間関係にも影響が出やすいとされています。派手な対策は必要ありません。日々の掃除と整理整頓を習慣にするだけで、坤方位のエネルギーは整っていきます。

本命卦を活用した家相・風水対策のポイント

玄関や寝室を吉方位に合わせる(宅命相配)

風水で住まいの運気を高めるうえで、もっとも優先したいのが玄関の方角です。八宅風水には「宅命相配(たくめいそうはい)」という考え方があり、家の玄関が向いている方位(宅卦)と住む人の本命卦の吉方位を合わせることで、良い気の流れを最大限に取り込めるとされています。

たとえば坤命(西四命)の人であれば、玄関が北東・西・北西・南西のいずれかに面している家が理想的です。反対に、坎命(東四命)の人なら北・南・東・南東に玄関がある家との相性が良くなります。

もちろん、すでに住んでいる家の玄関を動かすことは現実的ではないでしょう。その場合は寝室の位置を見直すのが効果的です。人は眠っている間に方位のエネルギーを強く受け取るといわれているため、寝室や枕の向きを自分の吉方位に合わせるだけでも運気の改善が期待できます。引っ越しやリフォームのタイミングでなくても、部屋割りやベッドの配置を変えることならすぐに実践できるはずです。

凶方位の対策と観葉植物の活用

間取りの都合上、玄関やリビングがどうしても凶方位にあたってしまうケースは珍しくありません。そんなときに活用したいのが「化殺(かさつ)」と呼ばれる風水の対策法です。化殺とは、凶方位に特定のアイテムを置くことで悪い気の影響をやわらげるテクニックを指します。

なかでも手軽に取り入れやすいのが観葉植物です。植物は生きた気を発するため、凶方位のよどんだエネルギーを浄化してくれると考えられています。以下のような植物が風水では特におすすめとされています。

  • サンスベリア:鋭い葉が邪気を払うとされ、玄関や窓辺の凶方位対策に最適
  • パキラ:生命力が旺盛で「発財樹」とも呼ばれ、金運アップにも期待できる
  • ポトス:つる性で気の流れをスムーズにし、どの方位にも馴染みやすい
  • ガジュマル:「多幸の木」と呼ばれ、安定感のある丸い葉が穏やかな気を呼び込む

観葉植物を置く際は、枯れたまま放置しないことが鉄則です。枯れた植物は陰の気を発してしまい、逆効果になりかねません。元気な状態を保てるよう、日当たりや水やりにも気を配りましょう。

まとめ

本命卦は、風水を使って暮らしの環境を整えるための出発点です。生まれ年と性別からわかる自分の卦を知り、東四命と西四命のどちらに属するかを把握するだけで、住まいの方位に対する見方がぐっと変わります。

とはいえ、すべてを完璧に吉方位で揃えようとする必要はありません。凶方位に玄関がある家でも、観葉植物を活用した化殺や日々の掃除といったシンプルな対策で運気の流れは改善できます。大切なのは「知って、できることから取り入れる」という姿勢です。

まずは本記事の早見表でご自身の本命卦を確認するところから始めてみてください。そのうえで、寝室の配置やインテリアの工夫など、今日からできる小さな一歩を踏み出してみましょう。風水は難しい学問ではなく、毎日の暮らしをほんの少し心地よくするための知恵なのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次