空亡(くうぼう)は、生年月日から日柱の干支を出せば、その場で調べられます。下の自動計算ツールに生年月日を入れると、日柱の干支・あなたの空亡2支・6タイプのどれにあたるか・次に年運空亡がめぐる年までが表示されます。入力するのは年・月・日の3つだけで、名前やメールアドレスの入力欄はありません。
- ●生年月日だけで自分の空亡タイプと次の年運空亡がわかる(年・月・日を選ぶだけ)
- ●結果の読み方と、手計算・六十干支の早見表での確かめ方
- ●サイトによって空亡の結果が違うことがある理由
- ●空亡・天中殺・大殺界の関係と、空亡の時期のとらえ方
空亡の調べ方【自動計算ツール&日柱の早見表】
空亡は日柱(生まれた日)の干支から割り出し、自動計算ツールか六十干支の早見表で調べられます。
四柱推命では、空亡を判定する基準を日柱の六十干支に置くのが一般的です。生まれた日の干支がどの「旬(じゅん)」に属するかを確認し、その旬で余る2支があなたの空亡になります。簡易的に生まれた年でグループ分けする早見表も流通していますが、本来は日柱を基準とする点に注意してください。
生年月日を入れるだけ|空亡の自動計算ツール(無料)
生年月日を選んで「空亡を調べる」を押すと、日柱の干支と空亡の2支がその場で表示されます。
このツールで入力するのは年・月・日の3つだけです。名前やメールアドレスの入力欄はありません。
生年月日を選んで「空亡を調べる」を押してください。入力は年・月・日の3つだけです。
| 日柱の干支 | |
|---|---|
| 属する旬 | |
| 空亡する2支 | |
| 年運空亡にあたる年 | |
| 月運空亡にあたる月 |
23時以降として計算しています。日の変わり目の扱いは流派によって異なるため、23時前として計算した場合と結果が変わることがあります。
日柱は六十干支の周期から機械的に決まります。年運は立春、月運は各月の節入りを境に見る流派が一般的で、境目の日付は年によって前後します。
空亡は四柱推命に伝わる解釈のひとつです。この結果だけで健康・仕事・結婚・契約などの重要な判断を決めるものではありません。
存在しない日付です。日付を選び直してください。
結果に出た「日柱の干支」と「属する旬」は、次の見出しで読み方を説明します。手計算で確かめたい方は、下の3ステップと六十干支の早見表を使ってください。
計算結果の見方|日柱・旬・空亡タイプ・次の年運
結果は「日柱の干支→その干支が属する旬→旬で余る2支=あなたの空亡」という順に読みます。
日柱の干支は、生まれた日そのものの干支です。六十干支は10個ずつ6つの旬に区切られており、日柱がどの旬に入るかで空亡の2支が決まります。旬と空亡タイプの対応は次のとおりです。
| 旬(日柱の干支の範囲) | 空亡タイプ | 年運で該当する年の支 |
|---|---|---|
| 甲子〜癸酉 | 戌亥空亡 | 戌年・亥年 |
| 甲戌〜癸未 | 申酉空亡 | 申年・酉年 |
| 甲申〜癸巳 | 午未空亡 | 午年・未年 |
| 甲午〜癸卯 | 辰巳空亡 | 辰年・巳年 |
| 甲辰〜癸丑 | 寅卯空亡 | 寅年・卯年 |
| 甲寅〜癸亥 | 子丑空亡 | 子年・丑年 |
この2支は生涯変わりません。変わるのは「その2支がいつめぐってくるか」のほうで、年運・月運・大運という周期ごとの見方があります。詳しくは後述します。
生まれた時刻がわからなくても調べられます
空亡タイプの判定は日柱だけで決まるため、生まれた時刻がわからなくても調べられます。
四柱推命の命式は年柱・月柱・日柱・時柱の4本で組み立てますが、空亡の2支を決めるのは日柱だけです。そのため出生時刻が不明でも、空亡タイプと年運・月運のめぐりまでは確認できます。
ただし、23時前後に生まれた可能性がある場合は結果が変わることがあります。時柱そのものや、時柱が空亡にあたるかどうかを見たいときは、出生時刻と出生地の情報が必要です。
サイトによって空亡の結果が違うのはなぜ?
サイトや本で結果が食い違うのは、日の変わり目・基準にする柱・暦の切り替え方が、流派によって違うためです。
食い違いの原因は、主に次の4つに整理できます。
- 日の変わり目(日界)の扱い。子の刻は23時から1時までとされ、日をまたぎます。23時以降を翌日の日柱として見る方式と、0時で区切る方式があります。
- 基準にする柱の違い。日柱を基準にするのが一般的ですが、簡易的に生年で分類する早見表も出回っています。
- 年・月の切り替え時期。年運は立春、月運は各月の節入りを境に見る流派が一般的で、暦の1月1日や毎月1日で切り替える表とはズレます。
- そもそも空亡をどれだけ重視するかの違い。空亡を鑑定の主軸に置かない立場もあります。
このページのツールは、日本で一般的に用いられる日柱基準で算出しています。23時以降生まれのチェックを入れると翌日の日柱で計算しますが、これも流派によって扱いが分かれる点をご承知ください。生まれた日の干支そのものを確かめたいときは、2026年干支カレンダー|今日の日干支・生まれた日の干支を調べる早見表もあわせてご覧ください。
手計算で確かめる3ステップ|日柱→旬→余る2支
手計算は、日柱の干支を出し、それが属する旬を確認し、その旬で余る2支を読む、という3段階で進みます。
まずステップ1で、自分の日柱の干支(六十干支のうちの1つ)を確認します。日柱は生年月日から求めますが、計算が複雑なため、上のツールで日柱を確認するか、専用の暦(万年暦)を使うのが確実です。
次にステップ2で、その日柱が六十干支のどの旬に含まれるかを調べます。六十干支は「甲子」から始まる10個ずつ6つの旬に分かれています。
最後にステップ3で、その旬で余る2支を確認します。たとえば日柱が「甲子(きのえね)」の場合、甲子から始まる旬(甲子〜癸酉)では戌・亥が余るため、空亡は戌亥空亡となります。
なお、空亡は日柱から導き出すという性質上、日柱そのものが空亡になることはありません。命式の中で空亡があらわれるのは年柱・月柱・時柱の3か所とされています。命式を構成する用語については、四柱推命の特殊星(神殺)とは?意味・一覧・調べ方もあわせて参考にしてください。
日柱の六十干支から引く空亡早見表【全60通り】
日柱の干支がわかっているなら、下の60通りの表から自分の空亡タイプを直接引けます。
ツールの結果を検算したいときにも使えます。左から順に、六十干支の番号・干支・読み方・空亡タイプです。
| No | 干支 | 読み方 | 空亡 | No | 干支 | 読み方 | 空亡 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 甲子 | きのえね | 戌亥空亡 | 31 | 甲午 | きのえうま | 辰巳空亡 |
| 2 | 乙丑 | きのとうし | 戌亥空亡 | 32 | 乙未 | きのとひつじ | 辰巳空亡 |
| 3 | 丙寅 | ひのえとら | 戌亥空亡 | 33 | 丙申 | ひのえさる | 辰巳空亡 |
| 4 | 丁卯 | ひのとう | 戌亥空亡 | 34 | 丁酉 | ひのととり | 辰巳空亡 |
| 5 | 戊辰 | つちのえたつ | 戌亥空亡 | 35 | 戊戌 | つちのえいぬ | 辰巳空亡 |
| 6 | 己巳 | つちのとみ | 戌亥空亡 | 36 | 己亥 | つちのとい | 辰巳空亡 |
| 7 | 庚午 | かのえうま | 戌亥空亡 | 37 | 庚子 | かのえね | 辰巳空亡 |
| 8 | 辛未 | かのとひつじ | 戌亥空亡 | 38 | 辛丑 | かのとうし | 辰巳空亡 |
| 9 | 壬申 | みずのえさる | 戌亥空亡 | 39 | 壬寅 | みずのえとら | 辰巳空亡 |
| 10 | 癸酉 | みずのととり | 戌亥空亡 | 40 | 癸卯 | みずのとう | 辰巳空亡 |
| 11 | 甲戌 | きのえいぬ | 申酉空亡 | 41 | 甲辰 | きのえたつ | 寅卯空亡 |
| 12 | 乙亥 | きのとい | 申酉空亡 | 42 | 乙巳 | きのとみ | 寅卯空亡 |
| 13 | 丙子 | ひのえね | 申酉空亡 | 43 | 丙午 | ひのえうま | 寅卯空亡 |
| 14 | 丁丑 | ひのとうし | 申酉空亡 | 44 | 丁未 | ひのとひつじ | 寅卯空亡 |
| 15 | 戊寅 | つちのえとら | 申酉空亡 | 45 | 戊申 | つちのえさる | 寅卯空亡 |
| 16 | 己卯 | つちのとう | 申酉空亡 | 46 | 己酉 | つちのととり | 寅卯空亡 |
| 17 | 庚辰 | かのえたつ | 申酉空亡 | 47 | 庚戌 | かのえいぬ | 寅卯空亡 |
| 18 | 辛巳 | かのとみ | 申酉空亡 | 48 | 辛亥 | かのとい | 寅卯空亡 |
| 19 | 壬午 | みずのえうま | 申酉空亡 | 49 | 壬子 | みずのえね | 寅卯空亡 |
| 20 | 癸未 | みずのとひつじ | 申酉空亡 | 50 | 癸丑 | みずのとうし | 寅卯空亡 |
| 21 | 甲申 | きのえさる | 午未空亡 | 51 | 甲寅 | きのえとら | 子丑空亡 |
| 22 | 乙酉 | きのととり | 午未空亡 | 52 | 乙卯 | きのとう | 子丑空亡 |
| 23 | 丙戌 | ひのえいぬ | 午未空亡 | 53 | 丙辰 | ひのえたつ | 子丑空亡 |
| 24 | 丁亥 | ひのとい | 午未空亡 | 54 | 丁巳 | ひのとみ | 子丑空亡 |
| 25 | 戊子 | つちのえね | 午未空亡 | 55 | 戊午 | つちのえうま | 子丑空亡 |
| 26 | 己丑 | つちのとうし | 午未空亡 | 56 | 己未 | つちのとひつじ | 子丑空亡 |
| 27 | 庚寅 | かのえとら | 午未空亡 | 57 | 庚申 | かのえさる | 子丑空亡 |
| 28 | 辛卯 | かのとう | 午未空亡 | 58 | 辛酉 | かのととり | 子丑空亡 |
| 29 | 壬辰 | みずのえたつ | 午未空亡 | 59 | 壬戌 | みずのえいぬ | 子丑空亡 |
| 30 | 癸巳 | みずのとみ | 午未空亡 | 60 | 癸亥 | みずのとい | 子丑空亡 |
四柱推命の「空亡」とは?天中殺・大殺界との違い
空亡とは、十干と十二支を組み合わせたときに余る2つの十二支を指す概念です。
空亡は十干十二支で「余る2支」のこと
十干は10種類、十二支は12種類あるため、順に配していくと必ず2つの支が余ります。
十干と十二支を組み合わせた六十干支は、10個ずつ6つの「旬」に分かれます。各旬では十二支のうち2支が組み合わせから外れ、この2支が空亡(旬空とも呼ばれます)です。十干と十二支が結びついて「根」を張る働きが弱まる時期と考えられており、物事が定着しにくい期間とされる一方、次の段階に向けて力を蓄える準備期間としてとらえる見方もあります。
なお、絵巻や創作作品に登場する妖怪・キャラクターの「空亡」は名称が同じだけの別物です。この記事で扱うのは四柱推命の用語のほうです。
天中殺・大殺界との違い
呼び名の違いは占術の違いで、空亡と天中殺は同じ原理、大殺界は別の体系の用語です。
空亡は四柱推命、天中殺(天冲殺)は算命学の用語で、どちらも六十干支の旬で余る2支から導きます。一方の大殺界は六星占術の用語で、12年の運気周期のうち「陰影・停止・減退」の3年間を指すもので、算出方法も期間も同じではありません。
| 呼び名 | 使う占術 | 導き方 | 年運での期間 |
|---|---|---|---|
| 空亡 | 四柱推命 | 日柱の干支が属する旬で余る2支 | 連続する2年(該当する支の年) |
| 天中殺(天冲殺) | 算命学 | 同じく旬で余る2支 | 連続する2年(立春を起点) |
| 大殺界 | 六星占術 | 運命星ごとの12年周期 | 3年(陰影・停止・減退) |
算命学では年運の天中殺を2年、大運天中殺を20年として扱います。六星占術の大殺界は3年です。数字が違うのは占術ごとの周期の切り方が違うためで、どれかが間違っているわけではありません。
空亡・天中殺・大殺界を単純に足し算しない
空亡と天中殺は同じ2支を指す言葉なので、3つが別々に重なって厳しさが増すという読み方はしません。
空亡と天中殺は同じ仕組みから出てくる同じ2支の話なので、「両方に当たっている」という状態は起こりません。大殺界は別の占術の周期なので、たまたま時期が近づくことはありますが、危険度が足し算されるという考え方は占術上の根拠がありません。名前が3つあるだけで、見ている周期は多くて2種類です。
大運空亡・年運空亡とは?めぐる空亡の見方
大運空亡とは、10年ごとに巡る大運の支が自分の空亡支と重なる時期のことです。
めぐる空亡は3つの段階で見る
空亡は「①日柱から空亡支を決める→②命式のどの柱にその支があるか→③大運や年運でその支がいつめぐるか」の順に見ていきます。
①で決まる2支は生涯変わりません。②は生まれつきの命式のなかで、年柱・月柱・時柱のどれかがその支にあたるかどうかという話です。③は時間の経過とともに巡ってくる後天運の話で、大運(10年)・年運(1年)・月運(毎月)という周期があります。「命式に空亡がある」と「今年が空亡」は別の話なので、分けて読むと混乱しません。
年運空亡はいつ来る?立春を境に2年
年運空亡は、自分の空亡2支と同じ支の年にあたり、連続する2年間になります。
たとえば戌亥空亡の人なら、戌年と亥年の2年間が年運空亡です。年の境目は暦の1月1日ではなく立春を起点に見る流派が一般的で、立春の日付はその年によって2月3日から4日ごろの間で前後します。12年に一度、2年続けてめぐってくる計算です。上のツールでは、次にめぐる年を西暦で表示しています。
大運空亡は約10年単位・続けば約20年
大運空亡は、約10年ごとに切り替わる大運の支が空亡支と重なる期間を指します。
空亡支は連続する2支なので、隣り合う大運が続けて空亡支にあたると、およそ20年に及ぶ場合があります。ただし大運が切り替わる年齢は生年月日や性別などから個別に決まるため、全員が同じ年齢で迎えるわけではありません。このページ上部のツールは空亡タイプと年運までを計算するもので、大運の開始年齢までは算出していません。大運の側から詳しく見たい場合は、大運天中殺を自動計算で調べる|算命学・四柱推命の見方と過ごし方を参考にしてください。
月運空亡は節入りで替わる
月運空亡は、空亡支と同じ支の月にあたり、毎年2か月ずつめぐってきます。
月の区切りは暦の1日ではなく、各月の節入り(立春・啓蟄・清明など)を境にする流派が一般的です。たとえば戌亥空亡なら、戌月(10月上旬ごろから11月上旬ごろ)と亥月(11月上旬ごろから12月上旬ごろ)が該当します。上のツールでも、あなたの空亡支に対応する月を表示しています。
命式全体のなかで空亡がどの柱にあるかまで見たい方は、下の四柱推命ツールで命式を出してみてください。こちらは鑑定結果をお送りする仕組みのため、メールアドレスの入力欄があります。
あなたの命式を鑑定しています
出てきた命式の年柱・月柱・時柱に、自分の空亡支と同じ支があれば、その柱が空亡にあたると読みます。
空亡は全6種類|タイプ別の特徴
空亡は余る2支の組み合わせにより、子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥の6タイプに分かれます。
6タイプの分類と、一般に語られる傾向
6つのタイプは、どの2支が空亡になるかという分類であり、性格判定の分類ではありません。
タイプごとに性格の傾向が語られることはありますが、これは後世に広まった解釈で、流派によって内容が異なります。参考として一般に語られる傾向を挙げると、子丑空亡は直感を頼りに進むタイプ、寅卯空亡は堅実で粘り強いタイプ、辰巳空亡は知的好奇心が旺盛なタイプ、午未空亡は人とのつながりを大切にするタイプ、申酉空亡は独自の感性を生かすタイプ、戌亥空亡は身近な関係を大切にするタイプ、といった説明がよく見られます。実務上より大切なのは、どの2支が空亡になるか(=年運や月運でいつめぐるか)のほうです。
タイプ解説は入口|性格や適職が決まるわけではありません
空亡タイプだけで性格や適職が決まるという読み方は、四柱推命ではしません。
四柱推命は年柱・月柱・日柱・時柱の4本と、そこから導く十干十二支・通変星などの組み合わせ全体で読むものです。空亡はそのうちの一要素にすぎません。タイプ別の性格解説は、占いに親しむ入口としては楽しめますが、そこで自分や他人を決めつける材料にはしないでください。
空亡の時期はどう捉える?過ごし方の考え方
空亡の時期は、土台を整える準備期間として読む流派が多く、何かを禁じる期間ではありません。
「何もしてはいけない時期」という意味ではありません
空亡は「動くな」「何もするな」という禁止のサインではなく、慎重さを意識する時期と読む考え方です。
四柱推命では、空亡の期間は判断の基盤が安定しにくいとされ、流れを大きく変える決断は慎重に見るという解釈があります。転職や独立、結婚、引っ越しといった節目を空亡明けに寄せる人もいますが、これは占術上の読み方であって、現実の因果関係ではありません。費用や契約、健康、家族の事情といった現実の条件のほうを優先してください。空亡だけを理由に、必要な判断を先送りする必要はありません。
取り入れやすいとされる過ごし方
空亡の時期は、外へ発散するより内に蓄える過ごし方が向いているとされ、次の4つがよく挙げられます。
- 断捨離や掃除で生活空間と気持ちを整える
- 資格取得や読書などスキルアップに取り組む
- 健康管理や体づくりで自分の体と向き合う
- 日記や内省を通じて自分の内面を見つめ直す
いずれも空亡かどうかに関係なく役に立つことばかりです。「空亡だから」ではなく「ちょうどいい機会だから」くらいの距離感で取り入れるのが、占いとの健全な付き合い方だと考えています。
命式に空亡があっても、ずっと続くわけではありません
命式に空亡があることは、一生不運が続くという意味ではなく、読み方が変わるとする考え方もあります。
空亡支と同じ支が他の柱や大運・流年にあらわれたときの読み方には、填実(てんじつ)や冲・合といった考え方があり、空亡の作用の見方が変わるとする流派もあります。ただし、何をもって空亡が解けるとするかは流派差が大きく、一律の解除条件があるわけではありません。少なくとも「命式に空亡がある人はずっと不幸」という読み方は、四柱推命の一般的な立場ではありません。
まとめ
空亡は、生年月日から日柱の干支を出せば、上のツールでも早見表でも数十秒で調べられます。
四柱推命では日柱の干支が属する旬で判定するのが一般的で、その旬で余る2支があなたの空亡です。天中殺は同じ原理の算命学の呼び名、大殺界は六星占術の別体系の用語で、期間の取り方が違います。空亡は「凶運期」と決めつけるものではなく、土台を整える時期として読む見方があります。まずは自分の空亡タイプと、次にめぐる年を確かめてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 空亡は何年に一度来ますか?
A. 年運では12年に一度、連続する2年間めぐってきます。自分の空亡2支と同じ支の年が該当し、年の境目は立春を起点に見る流派が一般的です。月運なら12か月のうち2か月、日運なら12日のうち2日という同じ比率で考えます。
Q. 空亡が終わるのはいつですか?
A. 年運空亡は、2つ目の空亡支の年が終わり、次の立春を迎えるころまでを一区切りと見るのが一般的です。厳密に節入り時刻まで見る流派もあります。たとえば戌亥空亡なら、戌年の立春から亥年の翌年の立春ごろまでが該当します。
Q. 夫婦や恋人で同じ空亡になることはありますか?
A. あります。日柱が同じ旬に入っていれば、空亡タイプは一致します。ただし同じ空亡だから相性が良い・悪いという判断は四柱推命ではしません。相性は命式全体の組み合わせで読むもので、空亡はその一要素です。
Q. 空亡の年に結婚や転職をしてはいけませんか?
A. してはいけないという決まりはありません。慎重に見る流派はありますが、空亡だけを理由に重要な判断を中止する根拠にはなりません。契約条件や健康、家族の状況といった現実の要素を優先し、必要なら周囲に相談しながら進めてください。
Q. 空亡がない人はいますか?
A. 日柱から求める方式では、六十干支はいずれかの旬に必ず属するため、全員に空亡の2支があります。ただし、その支を命式のどの柱に持っているか、空亡をどれだけ重視するかは、人によっても流派によっても異なります。
本記事は占いに基づく読み物です。結果を保証するものではなく、健康・金銭・重要な決断はご自身の判断と専門家にご相談ください。
命式全体のなかでこの用語がどの位置にあるのかは、四柱推命の基本をまとめたページで確認できます。生年月日を入れれば無料で命式も出せます。

